今日紹介するのはコレ!
ひろゆきさんの
『このままだと日本に未来はないよね。』
です。
タイトルからパンチが効いていますが、皆さんは日本の未来は明るいと思いますか?恐らく直感的にこれからも衰退していくのでは……というイメージを持つ人が多いと思います!
この本では、なぜそう思ってしまうのか?ということの深掘りの本になります!
今回もサクッと大事だと思ったところをピックアップしていきます!
なんで日本企業はオワコン?
日本企業って海外企業と比べてどうでしょう?GAFAMみたいな全世界に影響を与えて、これからも邁進するような企業が日本にはあるでしょうか?決して業績の悪い企業しかないと言うわけではありませんが、海外企業と比べ今後の期待率は低いと感じます!
それにもしっかり理由があります!
まず企業が大きくなり、活躍するには『人』と『お金』が必要になります!
そして、日本にはこれから更にこの2つとも無い状態になっていくからです!
その理由もしっかり書かれているので見ていきましょう!
人が減る!
それにはまず「人口の減少」があげられます!人口が減るだけで企業に影響が出るの?って思いがちなんですが、しっかり出ます!
それは
『GDPの低下』です!
国内総生産であるGDPが現時点において日本は3位という優秀な数値を出していますが、この優秀な成績が何故出せているかと言うと、単純に人が多いからです!
世界人口ランキングにおいて10位に日本は位置するわけですが、その1-10位の中の国で先進国はアメリカと日本しか無いので、必然的に優秀な数値を出せていた訳です!しかし、その人口は低下し始めており、さらに周りの国が人口を伸ばし、経済力も持ち始めているため、日本は大分厳しい位置に立たされているのです!
投資されなくなる!
日本は海外の投資家達から融資を沢山受けている優秀な国の1つですが、この融資にあってもGDPが大きく関係しています!
GDPの数値が高く成長率が良ければ、海外投資家からすれば、投資しておけばこれから伸びる!と思われ多くの融資を受けることが出来るのです!しかし、GDP自体が低くなってきている今、将来的に海外投資家達からの融資は減り、日本は予算自体が減る可能性が高いのです!
これが何を意味するかと言うと、日本市場は弱くなり、日本企業自体の資産が減り、働いている社員達のお給料も減っていくということです!
考えることだけでも恐怖ですよね!
優秀な人は日本から消える!
日本にも多くの優秀な人材が沢山います!
でもその人材は日本からはいなくなるともこの本には書かれています!
これは、単純に貰える賃金に差があるというこ事と、インターネットの普及が関係しています!
上記で日本企業で貰える賃金が減っていく中で優秀な人材は積極的に高収入が得られる海外企業にどんどん引き抜かれていき、さらにインターネットがあればオンラインで何処とでもやりとりが出来るので国内にいながら容易に海外の仕事も受注できるため、日本の優秀な人材はこれなら更に国外に出て行くと予想されています!
日本企業はぬるま湯!
日本企業がGAFAMのような世界をまたかける大企業になれないのは、日本企業がぬるま湯に浸っているからだとひろゆきさんは言います!
正直こんなこと書くと日本企業に怒られると思うのですが、ちゃんと考えもあって、
まず、日本は英語圏じゃなく、国内だけで競いあっています!これ自体が悪いわけではないのですが、世界企業の8割程度が英語圏である現代において、英語圏でないということは戦う土俵にも立っていないということで、更に人口が多く国内でシェアをある程度占めてしまえば、何とかやっていける部分が日本にはあるため世界と戦うという選択肢自体が出てこないのです!
まぁ誰でもリスクは低い方が良い!と思われますが、その保身の姿勢が日本企業を窮地に追い込んでいる理由でもあるんですね!
最後に
いかがだったでしょうか?
私は日本大好き人間なのですが、大好きだからこそショックを受ける本でもありました!
でも日本も世界の1つである以上こういった世界情勢と日本の関係性を知ることは思慮を深めるいいキッカケとなりました!
また興味がある方は是非読んでみて下さい!
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