【照蔵読書】自分中に毒を持て

その他
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今回紹介するのはコレ!

岡本太郎さん著書の

『自分の中に毒を持て』

です!

今回も実用的な部分をピックアップして要約していきます!

では早速入っていきましょう!

辛い道を選ぶ!

まず早速内容入っていく前に、この本の大きい特徴ですが、主に

「自分が生きたいように生きる!」

と言うテーマが大きく描かれています!

誰にだって自分が生きたいように行きたい!と言う欲求がありますが、世間体や家族、友達等を気にするあまり、周りに合わせて生きていこうとしている人がほとんどだと思います!

しかし、その先に待っているのは安全かもしれませんが、その先に幸せがあるかは分かりません!でも自分が思ったように生きていれば後悔はありません!

この本はそんな生き方を教えてくれる内容になっているのですが、その中でも特に分かりやすいと思ったのが、この

「辛い道を選ぶ!」

と言う内容でした!

これはどういうことかと言うと、安全で楽な道を選ぶよりも、辛く大変な方を選んだ方が最終的に生きる実感を持てる!と言う内容です!

これは皆さんにも経験があると思うんですが、普段健康な時はあまりに当たり前に生きていますが、何か病気をして体調を崩したり、大きな事故に遭って思うように生活ができなくなった時、普段当たり前にできていることが当たり前にできている幸せを強く感じることができます!

これは体の健康面だけではなく、人生でも同じことで、安全で楽な道を選ぶよりも、辛く険しい道を選びその道を進んだ方がより強い生きがいを感じられる!と言うことです!

私たちは生きていく中で、より安全により安定した方を選ぶ習性があります!

しかし考えてみてください!何も苦労もなく生きていくその毎日に本当の満足感はそこにあるでしょうか?

辛くて大変だけれども、自分の力を精一杯だし、その逆境を乗り越える瞬間にこそ生きる実感はあるのだと岡本さんも書かれています!

何か物事を判断する時、安全で安定な道を選ぶことも良いですが、もし不安定だけれども自分が魅力を感じる道があるのならば、迷わず難しい道を選びましょう!

命を懸ける!

次に説明するのは

「自分が選んだ道に命を懸ける!」

と言う内容です!

上記では、安全な道よりも、危険で不安定な道を選んだ方が生きる実感を得られると書きました!

しかし、この本の著者の岡本さんはそれだけではダメだと書かれています!

なぜなら、ただ自分が選んだ道をそつなくこなすだけでは、後で自分の中に後悔が残るからです!

人は誰しも失敗を嫌がります!その失敗を怖がるあまり、なんでもそこそこに、そつなくこなすようになっていることが多くあります!

でもこんな生き方をしていると、後でもっとこうしておけば良かった!本当はもっとできたのに!と後になってから後悔が自分の中に残ってきます!

だからこそ、ここで書かれているのは

「命を懸ける」

と言うことです!

確かに挑戦したときに、失敗をするかもしれません!もしかしたら私たちの人生を左右する失敗かもしれません!

でも考えてみてください、もしあなたが命がけで挑戦したとします!

辛いことも、大変なことも、悲しいことも、全てを乗り越えて全力で取り組んだその先が、もし失敗に終わったとしても、全てを出し切ったあなたの中には、何一つ後悔は残る事はありません!

海外のことわざでもあるように、人間はやった効果よりも、やらなかった後悔の方が強く残ります!

私たちが本当の意味で、人生を謳歌するためにも、何一つ後悔を残さない、命がけの取り組みを意識していきましょう!

やりたいことをまずやってみる!

これだけ熱く書いてきましたが、私も読みながら心の中で思いましたが、

「まず自分が命がけでやりたいことがないよな!」

と言うことが頭の中に巡りました!

でも、この本を読み進めていくうちに、そのことに対する記述も書かれていました!

岡本さんも、実際に自分がやりたいことが何かわからないと言う人がほとんどで、誰もが何かしなきゃいけないと思っているが、その何かがよくわかっていない!と説明していました!

そして、その自分が何がやりたいのかわからない!と言う問題を解決する方法が、

「やりたいことをやってみる!」

と言う方法なのです!

自分が本当にやりたい事は、急に現れるものではありません!自分が何か少し興味を持ったことに手をつけたとき、その中に本当の情熱を見つけるものなのです!

その本当の情熱を見つけるためにも、まずは自分がどんなものに興味を持っていて、どんなことをやりたいのか?と言うことを日々追い求めていかなければいけません!

だからこそ、日常生活の中において、常に自分の好奇心と言うアンテナを大事にし、興味や面白さを感じたものには、積極的に関わっていき、自分が本当に命をかけてできることを模索していかなければいけないのです!

どんなに小さい事でも構いません、少しでも興味を持ったこと、面白く感じたこと、やってみたいこと、その感じた事は後回しにせず、まずは行動に移してみましょう!

それを続けているうちに、あなたが本当に命をかけてやりたいことが見つかります!

才能なんていらない!

あなたは、何かをする時、才能は重要だと思いますか?

正直私は、才能が8割と言うことを考えて生きてきました!

この考え方が悪いと思いませんが、この本で書かれているのは、

「才能があるかないかで行動を決めるのはもったいない!」

と言うことです!

皆さんにも経験があると思うんですが、何かをしようと思った時、「私にはそんなことはできないから!」とやる前から諦めた事はありませんか?

私たちはあまりにも、やるからには失敗なくスマートにやりたいと言う思いが強すぎます!

その気持ちが、新たに挑戦することをためらうブレーキになってしまっているのです!

勉強ができるからといって偉いわけではありません!スポーツができるからといって偉いわけではありません!自分の中にある、本当にやりたいこと!それはそつなくやりたいからやりたいわけではなく、たとえ不恰好でも自分がやりたいからやることだと思います!

そんな自分の選んだ道を進むためにも、やる前から才能のせいにしていては、一生自分がやりたい事はやる事はできません!

私たちが本当にやりたいことを見つけた時、うまくできなくてもいい!才能なんてなくてもいい!ただ自分が思うままに、命がけですることができれば、充実した人生が送れるようになるのです!

人の目を気にするな!

ここで当たり前の話をしますが、自分がもしやりたいことを見つけたとしても、人の目を気にしていたら自分を貫くことなんてできません!

周りは「そんなバカなことをして!」「絶対失敗するよ!」

などと勝手に決めつけてくることもあるかもしれません!

特に最近は、SNSなどの普及により、周りからどう思われているのか、より一層気になって仕方がない人もいると思います!現に何かをしていても周りから批判をされて、命を落とす人まで出てきているのが現状です!

でもこの本を書いている岡本さんは、

「他人から嫌われようがそんな事は気にせずにただ自分の信じていること、正しいと思うことにわき目も振らず突き進め!」

と強いメッセージを残されています!

でもこのメッセージ通りにできる人は少ないと思います!なぜなら私たちは、他人から褒められたいし、好かれたい、また拒絶されたくないと強く思っているからです!

何より私たちは自分がまず大事なのです!

しかし、周りの目を気にしていれば本当にやりたいことができないのも事実です!

そこで、この本でお勧めしているのは、

「自分の命を粗末にする」

と言う方法です!

この内容だけを見ると、すごくおぞましいように感じますが、内容をしっかり理解すればそんな事はありません!

これはどういうことかというと、私たちはなぜ周りの目を気にしてしまうのかと言うと、周りに嫌われたくないと自分を大事に大事に扱いすぎているからです!

逆に言えば、自分を良い意味で粗末に扱うようにすれば、自分が好きなことをやっているときに、周りが何を言ってこようが、私が本当にやりたいことをやっているんだから、そのことで嫌われたとしても問題がない!むしろ自分がやりたいことを邪魔する人が近くにいるのなら、そんな人とは関わらないようにしようと前向きにとらえることができるのです!

自分が命がけで自分がやりたいことをやるためにも、あえて自分を逆境の場所に身を置き、自分を大事に扱うだけではなく、あえて粗末に扱うことで、周りの目が気にならなくなり、本当に自分がやりたいことを最後まで全うできるのです!

未熟でいい!

最後に紹介するのが、この

「未熟でいい!」

と言う内容です!

この考えは非常に重要で、いつも完璧を目指す人は、自分の能力が完璧でなくても、いつも完璧なふりをしてしまう癖が身に付くことがあります!

本当はできないのにできるふりをしたり、偉くないのに偉いふりをしたり、人はいいように見られたいあまり、人に未熟な部分を見られるのが嫌なのです!

しかし、そんなことを気にしていても、自分のためには何もなりません!

本当に生きると言う事は、

「いつも自分が未熟なんだ!」

と思って平気で生きることなのです!

最初はなかなか受け入れられないかもしれません!しかしこの考え方を受け入れた時、今やっていることに自信がつき、さらに新しい挑戦に挑む勇気が心の底から湧いてきます!

自分が未熟なことを受け入れ、それを肯定できる時、もうあなたを阻むものは何もありません!ありのままにやりたいことに取り組みましょう!

最後に!

いかがだったでしょうか?

岡本太郎さんといえば、特に有名なのはあの「太陽の塔」ですよね!

今だからこそたくさんの人に支持され、大阪のシンボルにもなっていますが、できた当初はあらゆる人から反対され、多くのバッシングも受けてきたそうです!

しかし、岡本太郎さんは自分がやりたいことを貫き、またそれを続けることによって、後悔しない人生を歩み、結果最終的に皆が認めるものになったのです!

この岡本太郎さんの生き方は正直大変だと本を読んでて思いました!

でも、もしこんな生き方ができるならば、それは大変かもしれませんが、それは本当に幸せなことだとも感じました!

岡本太郎さんのこの本は、すごい率直に自分の意見が書かれている本で、すごく激しい口調で書かれているところもありますが、当たり前に毎日を過ごすことに何か違和感を覚えている方や、何か新しいことになかなか挑戦できない方にとってはすごく刺激的な本で、お勧めできる本だと感じました!

また興味がある方は、ぜひいちど手に取って読んでみてください!


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