今回紹介するのはコレ!
世良サトシさん著書の
『脳のバグらせ方』
です!
世良さんと言えば心理学のスペシャリストの方で、この本は主に恋愛術について書かれている本です!また、この書かれている恋愛術はビジネスにも応用できるスキルが数多くあり、人の心理をうまく利用する方法が書かれており使い方によっては少し危険なものもあります!
今回は、特にビジネスでも使えて、明日からでも使えるメンタルテクニックを簡単に要約して行きます!
コールドリーディング!
この「コールドリーディング」とは、よく占い師の方などが使っている技術で、相手の外見や、話し方や、挙動を見て相手の分析をすることで、この技術が何に役に立つかと言うと、対応している相手に対して、
「あなたより私の方があなたのことを理解している!」
と言う心理状態を作り出すことができることです!
そもそもこの「コールドリーディング!」と言う言葉は、
コールド=事前の準備なしに!
リーディング=相手の心を読み取る!
と言う言葉で作られており、その場の状況で相手を見極める技術です!
さらにコールドリーディングにはさらにその奥にもう一つ技があり、その技が
「ショットガンニング!」
です!
例えば、相手の手を見て、ラケット競技特有の豆があったり、人よりも日焼けをしていたり、と言う情報があれば、ラケット競技で屋外でするスポーツと言えば、テニスやソフトテニス等に絞ることができます!
このように、コールドリーディングの中でもピンポイントで相手の素性を暴くことを
「ショットガンニング」
と言うのです!
そして、ここまでコードリーディングやその技術について説明しましたが、この技術の何が危険かと言うと、
人の好感さえ取ってしまえば、その人を自由に操れる!
と言うことです!
人はいつだって承認欲求の塊です!そんな人間が心の底から信頼できる!
その状態は、簡単に相手をコントロールする状態におけると言うことだからです!
これが恋愛であれば、自分のことを好きになってもらうだけではなく自分がしてもらうと言うことをしてもらうこともできますし、仮にビジネスの場面であれば、数多くの契約を取ったり、組織の中で自分の欲求を統制するときに、この技術が大いに役立つわけです!
あなたは普段周りの人たちはどれだけ注意深く見ていますか?
相手の外見はもちろん、話し方や共同にもいちど目を向けてください!
その中に相手を信頼させるための種子が埋まっています!
惹きつけられる人の考え方!
皆さんにも、人と話したり接しているときに、この人はすごいなぁ!と惹きつけられた経験はあるのではありませんか?
この本の著者の世良さんは、そのメカニズムを研究し、人を惹きつけるためには、
「5つの要素!」
が必要であることを知りました!その5つの要素とは、
「その場を楽しむ」
「笑う」
「相手の態度を見て判断しない」
「違和感を出す」
「身だしなみを整える」
の要素です!
ここではこの5つの要素の中でも特に面白いと思った、「その場を楽しむ」と「違和感を出す」の2つにフォーカスして説明していきます!
「その場を楽しむ!」
まずそもそも、皆さんはどんな人であれば、話していて惹きつけられると思いますか?
うつむいて無表情で、声はぼそぼそわかりにくく元気もない!どう考えたってこんな人には惹きつけられませんよね?
いつだって惹きつけられる人は、いつも元気で、無邪気に笑っていたり、真剣に物事に取り組んでいる人!だと言うことです!
そしてそれを見せるコツと言うのは、
「全力で取り組んでいる姿を見せる!」
と言うことで、人は上手いや下手などだけではなく、その全力で取り組んでいる姿自身に、魅力を感じたり、感動を覚えたりします!
そして、これは特に恋愛感情に大きく作用するを持っていて、特に学校や習い事、職場や合コンなどの多くの人が恋愛を意識している場では特に有効な技術です!
周りの目など気にせず、とにかく全力で、そして明るく振るまう!これができれば、相手が自分に好意を持ってくれ、うまく恋愛ができたり、職場などでは助けてくれる人も出てきます!
「違和感を出す!」
これは人の潜在意識の中に眠る「生存本能」
に語りかける技で、人が普段から見ているものよりも、見慣れないものであったり、違和感を感じるものに
「注目!」
するようにできています!
これは人が原始時代の時から、普段から見られているものは安全であるが、そこに普段と違うものがあった場合、自分を危険にさらす可能性がある為、特に特化された生存本能で、本来は危機探知能力に使われる能力ですが、コミニケーションで使うことができれば、うまく相手の注目をえたり、会話の方向性を誘導できたりします!
例えばこの世良さんであれば、普段から雨指に指輪をつけているそうです!
本来人は親指に指をつける人が少ないので、まずその時点で違和感を覚えますよね!
そして、親指の指輪に注目した人はその指輪について話をしてくると思います!
そしてここで大事なのは、その違和感に対してストーリーを事前に作っておくことです!
例えばこの親指の指輪であれば、
「海外でキューバダイビングをやっていたときの名残です!」
これだけ聞いただけではあまりぴんとこないかもしれませんが、付け加えて、スキューバダイビング中に仲間に危険を知らせる時、親指につけた指輪でボンベを叩き仲間に危険を知らせると言う方法があるんです!
と説明すれば、この俺指の指輪とスキューバダイビングの話で、相手は、
「へー、この人スキューバダイビングもやっていて、海外経験も豊富で、もしかしたら英語も話せる人かもしれない!」
と言うふうに、自ら自己開示しなくても相手にそれを読み取らせることができるのです!
そしてこの自己開示をうまくできれば、自分の得意なことや、凄いところをわざわざ自分が説明しなくても、相手が読み取ってくれるため、自然と自分は凄い!と勘違いしてくれ、どんどん自分に惹きつけられていくのです!
惹きつけられる人の基本的なコミニケーション!
この本の中には人を惹きつけるためのコミニケーション方法が、いくつも書かれていますが、その中でも特に面白いと思ったのが、
「緊張と緩和」
と言う技術です!
これはどういうことかと言うと、そもそも人から好感を持ってもらうためには、相手に自分のことを好印象を抱かさなければなりません!
そしてこの好印象について私たちが大きく勘違いするところがあり、人から好感を持ってもらうためには、
「好印象の最高値ではなく、好印象の振れ幅が大事」
と言うことで、人はただただ好印象を持ち続ける人に好感を持つわけではなく、その好印象の振れ幅が大きい人に効果を持つようにできているのです!
例えば、普段から点数で90点取る優等生が100点を取ったとしても、そこまで感動を覚えませんが、普段0点しか取らない不良が、急に70点取ったとすると、
「すごいがんばったんだぁ!」
と本来は100点を取った方が凄いのに、その印象の振り幅がでかい分、70点しかとっていなくてもそっちの方が人は感動するのです!
そしてこの好印象の振れ幅を強制的に作る簡単な方法があって、それは会話の中で急に
「理解できない言葉を発する!」
と言う方法で、例えば、相手に対して急に
「レッドチョコレートいる?」
と言って、それから
「あっ!ごめん!ブラックチョコレート!」
といいます!
この文面だけでは意味がわかりにくいかもしれませんが、まず、レッドチョコレートと言う単語が出てきたときに、人はその意味がわからない言葉に対して理解しようと潜在意識が働きます!
この潜在意識が働いた時、人の脳には少なからず負荷がかかります!
そして、その負荷がかかったのに対して、ブラックチョコレートだった!と言う答えを出すことで、そのストレスがかかった脳はストレスが緩和され、リラックスした状態になります!
この一瞬脳を緊張させて、緩和させると言う作業を行うと、人の好印象の閾値が上がったり下がったりし、結果的に相手に自分に好感を持たせることができるのです!
最後に!
いかがだったでしょうか?
この本を読んでいて特に面白いなぁ!と思ったのは、想像以上に人は些細な会話や、ちょっとした挙動で印象が変わり好きにも嫌いにもなる!と言う所でした!
ちょっとした声かけ、ちょっとした会話、その「ちょっとした」の中に、少し技術をブレンドするだけで、相手の好感をコントロールし、自分の理想通りに行動させることができる!
確かに、これを実行するには少し練習が必要かもしれませんが、人は生きていく中でコミニケーションは必須であり、切ることができないものです!
だからこそこの本に書かれたコミュニケーションに関する技術を会得することができれば、その後の人生が左右する事は間違いないと感じました!
もっと人から好かれたい!もっと人とうまくコミニケーションを取りたい!ただ単純に彼女彼氏が欲しい!と言う方には特にドンピシャの本だと思ったので、興味がある方はいちどこの本を手に取ってみてください!
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