今回紹介するのはコレ!
布施川天馬さん著書の
『東大式時間術』
です!
皆さんは時間が余っている方ですか?足りないと思っていますか?
この変化の激しい現代を生きる方は時間がどれだけあっても足りない!と言う方が多くいると感じます!
この本の著者の布施川さんはある理由から大学が東大だけに絞られ、また金銭的な理由から朝から晩までアルバイトをしないといけない状況の中から、時間と言う概念を考え直し、時間を有効に使う方法を導き出したことで東大合格までこぎつけたと言うスーパーマンです!
そんな布施川さんの時間の使い方や考え方がこの本には全部詰まっており、この本に書いてあることを理解できれば時間の本質と言うものがわかるようになってきます!
では早速今回も特に大事だと思った部分を簡単に要約していきます!
考える効率を上げる!
少ない時間を有効に使う上で、特に大事なことが、
「考える時間を上げる!」
と言うことです!
これがどういうことかと言うと、皆さんは「考える!」と言う行為に関してどのようなイメージを持ちますか?
何かわからないことに関して、広い海をさまようようにただひたすらに思考する!そんなイメージを持つ方も多いかもしれません!
しかし、この本の中ではこの考えの時間こそが、私たちの貴重な短い時間を奪う1番大きな要因になっているというのです!
皆さんにも経験があると思うのですが、何か悩み事等があって、それを解決するためにいろいろ考えたけど結局答えが出なかった!
誰にでもありそうなことですが、これこそが私たちの時間を埋まっている要因となっているのです!
それは何故かと言うと、悩み事や疑問が発生した時、その事案が発生したときには、人はそれを解決するための知識や経験がないため、どれだけ1人で考えようとしても答えを出す事はできないのです!
だから、問題を解決しようとして何か考えようとしていたとしても、ただ考えると言う時間で時間を浪費しているに過ぎないのです!
この時間の浪費を防ぐためにも必要なことが、
「先にゴールを決める!」
と言うことです!
何か物事を考えたり、何かをしようとしているとき、時間が無限にあれば良いのですが、定められた時間を生きている私たち人間にはそんな余裕はありません!
だからこそ物事を考えたり、何かをしようとしているときには、できるだけ効率よく、また最短にその物事がこなせるようになるのがベストだといえます!
それを実行するためにも、ただ闇雲に手をつけても効率性が上がることはありません!
しかし、先にゴールを定めて、それに対してルートを決めてあげれば、考える時間を最小にでき、また最短のルートを導き出し、短い時間で決められたことややらなければいけないことをこなせるようになっていきます!
何か考えないといけない時や、悩んだときには、考えると言う無駄な時間を省き、目的地をはっきりさせることで最短ルートをいきましょう!
時間の属性を知る!
この部分は本を読んでいても少し難しい部分でもありましたが、ここの部分で大事な事は、
「自由時間」
「休憩時間」
「作業時間」
この3つの時間のそれぞれの特性を理解し、それに沿った行動をとることが大事だと言うことです!
皆さんはふと時間ができた時何をしますか?また、仕事の合間の休憩時間や仮眠時間には何をしていますか?
意外に自由時間を削って仕事をしていたり、休憩時間を使って携帯を見たり、ゲームをしていたりしませんか?
これこそが時間の属性を理解できておらず、結果的に非効率的な時間しか過ごせていない状態になっています!
「作業時間!」は、文字通り仕事をしたり、勉強したりする作業をする時間です!
「自由時間!」は、特別強制的な時間ではなく、自分がやりたいことをやる時間です!
「休憩時間!」は、作業時間をより効率よく頑張れるようにするための、身体と精神の状態を整えてあげる時間です!
この3つの時間の特性を理解せずにいると、本当に自分がやらないといけないことが、やらないといけない時間にこなせなかったり、いつまでも体や心を酷使するようになってしまいます!
例えば、休憩時間が来たときに、体を休めずずっと携帯でゲームをして、そのまま作業時間に入り、体や精神的な疲れから作業時間内に作業が終わらず、結局自分がやりたいことができる自由時間にまで作業が継続し、自分が本来本当にやりたかったことができない!といった悪いループにはまってしまうのです!
そうならないためにも、私たちは3つの時間の属性を理解し、作業時間にはしっかり作業を、自由時間には自分が本当にやりたいことを、休憩時間にはしっかり体を休めることをしていかなければいけないのです!
このように、時間の属性を理解し、それに準じた行動をとることで、より時間を効率的に使うことができ、自分の人生の中で本当にやりたいことに時間を費やすことができるのです!
タスクを管理する!
上記で書いた事は、思い時間についての考え方ですが、ここでは、実際に降りかかる仕事や勉強と言うタスクの管理について説明していきます!
まず私たちに降りかかる数多くのタスクを管理するためには3つのポイントがあります!
それは、
「性格!」
「量!」
「締め切り!」
の3つです!
まず「性格」とは、1人でできるタスクなのか?複数人数いなければできないタスクなのか?と言うことです!
いろんなタスクが降りかかる中、ただでさえ忙しいのにみんなでやらなければ作業を1人でやろうとしてしまっては余計に時間を浪費するだけです!
だからこそやらないといけないタスクに対して、ひとりでできるのか?それとも複数人数いなければできないタスクなのかを把握することが重要です!
次に「量!」ですが、これはタスクにかかる時間がどれくらい必要なのか把握するというもので、ここではその量を把握することも大事ですが、それ以上に大切なことが、そのタスクを実行しようとした時、自分が先に見定めた量の時間をそのまま設定しないことです!
よく計画倒れと言う言葉を聞きますが、何か物事を計画しても、結局その計画通り行かずに何もできない状態です!
実はこの計画倒れの要因は、時間設定に会います!
物事は頭の中で計画したとしても、実際にその作業を行った時、あらゆるトラブルや想定外のことが起きて、基本的にその時間通りにいかない事が普通なのです!
だからこそここでは、仕事や勉強の量を把握し、さらにそれを作業に移す時、自分が定めた時間の1.5倍の時間で設定してタスクをこなすことが大事だと書かれています!
これがしっかりを守れれば、自分が設定した時間内に終われれば、自分の自由時間が増えてやりたいことができる上に、もし何かトラブルが起きた時でも、自分が設定した時間内にタスクを終わらせられることができるようになります!
そして最後に「締め切り!」です!これが1番わかりやすい内容ですが、自分がやらないといけないタスクを全て一覧にした時、皆さんは何から手をつけますか?
上から順番にやっていくでもいいかもしれませんが、私がやっている作業にはほとんど締め切りがあります!
だからタスクを処理をする時に、締め切りがまだまだ先のことを先にやってしまうより、締め切りが近いものから優先的に処理していったほうが結果的にタスクを効率よくこなしていけることができるのです!
タスクを一度一覧化し、すべてのタスクの締め切り時間をはっきりさせておきましょう!この作業するだけで、物事の優先順位を可視化することができ、タスクを処理する上で迷うことがなくなります!
最後に!
いかがだったでしょうか?
この本の中では数多くの時間に関する考え方やテクニックが載っているのですが、その中でも特に効果が高くて実践しやすいものをピックアップしてみました!
時間は有限で限られている上に、労働時間は改善されてきているといっても、まだまだ私達が就労している時間は長いです!
そんな中、本当に自分がしたい事をするには、その決められた時間の中で上手く立ち回るしか方法はありません!しかし、世界は私達にそんな時間の使い方を教えてくれることはありません!
でも、この本を読めば、今まで時間が無いと嘆いていた人も、少しずつ自分の時間が作れるようになっていき、最後には時間という枠組みに囚われなくなります!
自分の時間を作り出し、より良い人生を送るためにも、興味がある方は是非一度手に取って読んでみて下さい!
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