【照蔵読書】新しい経営学 〜経営学のバイブルがここに!〜

照蔵読書
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今日紹介するのはコレ!

三谷宏治さん著書の

『新しい経営学』

です!

この本は経営学の基礎を分かりやすく書いてくれている本で、正にこれから経営について学びたいけど、難しい言葉もいっぱい出てくるし、中々手が伸びないという方にはドンピシャの本です!

今回も特に大事だなぁと思った部分をさっくり要約していきます!

事実経営を知るにはビジネスモデルを理解する!

経営学とは「経営戦略」「マーケティング」「アカウンティング」「ファイナンス」「人組織」「オペレーション」によって構成されています!

全部大事ですが、経営学の基礎を学ぶには少し時間もかかりますし、物によれば、経営をする中でジャンルや重要性に差があるので、真っ先に何を学べばいいのかあまり分かりません!

しかし、どんな経営であっても共通する事項があります!それが

『ビジネスモデル』

です!

このビジネスモデルは正に経営の基盤であり

『ターゲット』『バリュー』『ケイパビリティ』『収益モデル』にて構成されており、これらの内容こそ真っ先に学ばなければならないのです!

ここではそれらについて要約していきます!

ターゲット!

経営で言うターゲットとは、性別、年齢、職種、家族構成など、どのような方に商品をサービスを提供するのかを明確にするという事です!

経営において、このターゲットを決めないと致命的です!

例えば、高校、中学が近くにあって、通学路の一部になる場所において、急にイタリアンのお店を開いても売上は伸びません!それは、学生達は学校帰りにイタリアンを食べようなどとは思わないからです!

だから学生をターゲットにするなら、安価で書いやすく、また食べ歩きできるような食べ物の方が売上が望めます!

まず、経営にて商品、サービスを提供するにおいて、ターゲットが全ての起点であることを覚えておきましょう!

バリュー!

このバリューとは、上記で決めたターゲットが真に何を欲しているのかを見極めることを『バリュー』と言います!

もし、ターゲットをサクッと決めても、その時の流行りや社会情勢などにおいて、求められる物は常に変化していきます!

その時に目標としているターゲットを見誤ってしまうと、どれだけ良い商品やサービスを用意しても、それらが日を浴びることはありません!

ターゲットを明確にしたら、その時、そのターゲットが何を求めているのか深くと調査しましょう!

ケイパビリティ!

ケイパビリティとはあまり聞いたことがない言葉なので、イメージしにくいとは思いますが、簡単に言えば『企業や組織などの強み』

のことを言います!

もし、ターゲット、バリューを明確にして、その商品やサービスを提供しようとしても、世間にはそれらを提供するライバル企業も沢山あるのです!

だからこそ、自分達の強みをまず理解し、他社のライバルとその強みによって差をつける事で自分達のビジネスモデルを確立していくのです!

収益モデル!

最後に収益モデルですが、簡単に言うと

『対価とコストが釣り合っているか?』を確認することです!

対価に対して、コストが大きすぎるとお金は無くなり、経営を続けられなくなりますし、また対価を大きくしようと価格を上げすぎてしまうと、そもそも収益をあげることが出来ないのです!

ターゲットを明確にし、何が求められているかバリューを探り出し、他社との差をつける為にケイパビリティを組み込み、最後にそれらのモデルとお金を収益モデルでリンクさせる!

経営とはこれらの基盤を元に派生していく物が経営学なのです!

最後に!

いかがだったでしょうか?

経営学とは内容も難しく、理解するのにある程度の基礎知識が無ければ解読できないのですが、この本はその部分を噛み砕いて説明してくれているので、初めて経営学について学ぼうと思っている方にはうってつけの本だと思いました!

興味がある方は是非読んでみて下さい!

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