今回紹介するのはコレ!メンタリストダイゴさん著書の
『好きをお金に変える心理学』
です!
今回も大事なところで感じた事を書き出していきます!
『一番大事なこと!』
この本で度々出てくるワードで、一番読者に伝えたい事は、
「本当に自分が好きな事を見つける」
だと感じました!
ダイゴさんが言う「好きなことをお金に変える!」とは
自分が好きな事を突き止め、それを収入が入るように工夫し、その得た収入を更に好きな事に注ぎこむことでより大きな収入を産む、「無限ループ」を作ることだと書かれています!
ただ、この「無限ループ」も「確かに……」と納得出来ますが、一番が厄介なのが、その「自分が好きなこと」というのが、
「何となく好きかも……」
というレベルではなく
「何を差し置いても圧倒的に好き」
である必要があるということです!
熱中できるものがあるからこそ、それに打ち込むことが出来て、他の人より秀でることで収入に繋げやすくするし、それに更に稼いだ収入を注ぐことで、さらに知識や技術がアップして更に稼ぐことができる!
というものですが、
そもそもまず皆さんは
『全てを注ぎ込める圧倒的に好きなこと』
はありますか?
これが無ければ何も始まらないのに、この「無限ループ」を読んでいる時に私が一番に思ったことが
「そこまで熱中できることって無いなぁ……」
や
「自分が熱中できることって何だろう……」
というのが率直な思いでした!
それが無ければ何も始まらないのに、それが何か分からない!
確かに子供のときは、時間を忘れて友達と鬼ごっこをしたり、好きなゲームを夜も寝ずに何時間でもする事ができました!
ただ年を取り、結婚をして子供が産まれて自分の時間が無くなっていく中、自分の時間の割合が減っていき、どんどん
「しなければならない事」
の比重が増えて
「自分がしたい事」
「自分がやりたい事」
が分からなくなり、今ではその欲求さえ生まれなくなってきました!
ある意味人生において、やりたい事が無いというのは、やるべきコトだけをするというコスパの良い人生かもしれません!
でもふと人生を振り返った時に、真っ当な人生かもしれませんが、寂しくもあるというのが正直なところです!
本を読み進めていくうちにどんどん滅入っていましたが、この本が良いところは、その
「自分の好きなことを掘り下げる!」
という心理的アプローチ方法が手厚く書かれていて、自分が好きな事を見つけるお手伝いをしてくれるところにあります!
その「好きな事をお金に変える」ための好きな事を見つける方法を紹介していこうと思います!
『生まれ持って好きは無い!』
まず自分の「好きなこと」を見つける上で大事なのは、
「生まれつき圧倒的に好き」
という事はあり得ないという事です!
私はこの章の内容に触れた時に一番ホッとしたのを覚えているのですが、
私は本当に「やりたい事」や「好きなこと」が分からない訳ではなく、見つけられていないだけだと思っていて、何か色々な事に闇雲に着手していけば、いずれは
「自分が本当に好きな事が見つかる」
と信じていました!
でもダイゴさんが言う心理学という観念では、生まれもって圧倒的に好きという事はあり得ず、人は誰しも
「興味から進化し、それが好きな事になる」
というのが人の心理学上の通説だということでした!
例えば、ダイゴさんは人生において何より「読書」が好きで好きで堪らなく、それを生かして、その内容をYouTubeやニコニコ動画にアップしたり、企業の人材育成に携ることで収入を得ていますが、ダイゴさんも生まれた時から本が好きだった訳でなく、ご両親が本が好きで、家の中には大量の本で溢れていたそうです!
その溢れ出す本に触れていくうちに「興味」から「好き」に変わっていったそうです!
確かに人生を振り返れば、友達としていた鬼ごっこも、部活やゲームでも、初めから好きだった訳ではなく、
「ちょっと興味があったからあってやってみた事」
にのめり込んでいき、「好きな事」に変わっています!
当たり前のようですが、身の回りで、何か好きな事に没頭している人を見ると、
「自分も何か没頭できるものを見つけなきゃ」
という誰が焦らせている訳でもないのに勝手に焦って、天命のように決まった「自分が好きな事」を探そうとしていました!
でも、そんな物が無いと分かったとき、
「初めから無いのなら、見つからなくて当たり前だな!」
と焦りのような気持ちが消えて楽になりました!
「自分は好きな事を見つけられない可哀想な人では無いんだ!」
と心底安心しました!
もし、今「好きなこと」を死に物狂いで探している人!大丈夫です!
初めから「好きなこと」なんて無いから、何も焦らなくて大丈夫です!
『直感を信じる!』
あと、「好きなこと」を探す上で面白いと思ったのは、
「直感を信じる!」
という事でした!
皆さんもありませんか、ふと
「やってみたいなぁ……」
と思ったり!
「食べてみたいなぁ……」
「行ってみたいなぁ……」
って思ったこと!
とりわけ「好きなこと」を見つける上で、この
「何となくの直感!」
が非常に重要みたいで、イスラエル大学でなされた実験で、
「直感で下された判断は90%当たる」
というものがあり、人は何となく生きている中でも、あらゆる感覚を巡らせ、その蓄積された経験が正しい判断をさせるというものです!
私たちの日常生活内で出てくる、ふとした欲求!
それは、自分の中の深層心理内で求めることであり、それに触れるとという事は、「好きなこと」を発掘する事に役立つのです!
皆さんは普段からあるふと欲求を見逃していませんか?
何か「好きなこと」を求めているなら、自分の中にアンテナを張り、日常生活での
「ふとした欲求」
に答えていきましょう!
『まとめ』
この本で感じ取ったことで特に大事だと思った部分はこんなところで、簡単にまとめると
「好きなことをお金に変えるにはまず、自分の中での圧倒的に好きを探す!」
「好きなことが見つかれば、それで得た知識、財力をさらに好きなことに費やす!」
「好きなことがまだ無い場合は、自分の直感で求めているものに触れる!」
「好きなことが中々見つからなくても、初めから好きは有り得ないので、慌てず引き続き直感のままに興味があることに気を向ける!」
と言ったところだと思います!
ダイゴさんの著書は色んな論文の内容が書かれていて勉強になるのですが、あまりに数が多いので、逆にあまり覚えられませんでした(汗)
それでも、ビジネス書の中でも読みやすい本が多いので、あまり重たい本は難しいけど、サクッとこのようなビジネス書を読みたい方には特におすすめできる本でした!
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