【照蔵読書】執着を手放して幸せになる本

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今回紹介するのはコレ!

根本裕幸さんの合作著書の

『執着を手放して「幸せ」になる本』

です!

今回も実用的な部分をピックアップして要約していきます!

では早速入っていきましょう!

執着は苦しみ!

誰しも、「素敵な恋をしたい!」「家族や友人達といつまでも幸せに暮らしたい!」「周囲に認められるような実績をあげたい」などいろんな願望を持っています!そしてその願望こそが私たちの生きる活力を見出しています!

しかし、私たちが持つ執着と言う心理状態は、私たちのその願望をねじ曲げて、私たちを傷つけてしまいます!

例えば、「素敵な恋をしたい!」では執着心を持ってしまうと、「かつての恋人が忘れられなくて新しい恋が長続きしない!」や「家族や友人達といつまでも幸せに暮らしたい!」では「家族や友人との関係がしっくりいかずイライラする!」と言ったように、描く願望に対して執着を持ってしまうと、私たちの生きる活力を逆に奪ってしまうこともあります!

だからこそ私たちは、この「執着」とうまく付き合っていく必要があるのです!

選択肢を絞らない!

執着心を持ってしまうと、私たちは日々生活の中にある願望の選択の幅を狭めてしまいます!

例えば、恋愛に関して、以前に別れた彼氏よりも、もっと自分に合う人と付き合いたい!

と思ったとしても、この時点で選択の幅を狭めているのはわかるでしょうか?

新しい恋愛をするにあたって、「彼以上!」と言う執着にとらわれてしまい、結局彼以上を求めているのに恋する恋愛のための行動や判断基準が、今なお別れた彼だけにフォーカスされているのです!

自分の幸せを後回しにしない!

執着心が私たちに起こす問題は他にもあり、その重大な1つが「幸福感を失ってしまう」と言うことです!

これは特にわかりやすい所で言えば、仕事で新しく起業する時に起こりやすい心理状態なのですが、今やっている仕事で生活が安定しているけど、本当にやりたい事は別にあって実は起業したいと思っている!

そのやりたいことの先に自分の本当の幸せがあるのはわかっているけど、「生活の安定」と言う執着が心の中にとどまってしまい、結局自分の幸せのための本当にやりたい事は後回しになってしまい、結局のところ自分の幸せを逃してしまうのです!

執着の探し方!

人が心に持っている執着が、私たちの幸せを奪う事は分かりましたが、そうとは言っても自分がどのような執着を持っているかなど、日常生活の中で考えたこともありませんし、自分はそんな執着なんてないし、あったとしてもわからないよ!と言う方もおられると思います!

そんな時にいちど試して欲しいのが、

「◯◯でなければならない!」

と言う思考を、日々自分の中にないか確かめる方法です!

こうでなければならない!こうしなければならない!こうあるべきだ!

このような思考が現れるときは、そこに自分の執着が強く関わっています!

それは人間関係かもしれませんし、経済的な問題かもしれません!しかし、どのような点においても、◯◯でなければならない!と言う考え方は、自分の選択肢を奪ってしまう「執着」の典型的な思考状態で、その思考状態の時に幸せは訪れません!

日々生活の中で、そのような思考状態を日々探っていき、自分がどのような執着を持ちやすいかを確認しましょう!

本当に解決すべきは「感情」!

執着心が、人の幸せを奪ってしまう説明をしましたが、ではもし執着を持ってしまったとき、人はどうすれば良いのでしょうか?

よく起がちな行動は、

「人や物を遠ざける」

と言う自分が執着を起こしている対象に対して「距離を取る」と言う方法をとりがちです!

しかし、この方法では「執着」を取り去る事はできません!

例えば、部屋にものがありふれて汚い部屋の状態の人は、部屋をいちどきれいにしてもまたもとの汚い部屋に戻ることが多いです!

よくあることのように思えますが、これは何故かと言うと、

「人が執着しているものは人や物ではなく、それに写し出されている「感情」である」

であるからです!

ものがありふれた部屋で過ごしている方は、その現在置かれているものに対して執着を持っているわけではなく、深層心理の中で、ものが近くにあると安心する!と言う「感情」に対して執着があるので、いちど自分の周りからものがなくなったとしても、まだ自分の周りにたくさんのものを置いてしまいます!

だからこそ普段から、何か執着を見つけた時、そこにどのような感情があるのか?を明確にし、人や物と言う表面的なものだけではなく、そこに関わる自分の感情を見つけ出し、その自分の「執着」を克服しなければなりません!

「正解」ではなく「納得」!

自分の中に「執着」を見つけたが、結局どうすればいいかわからない!と言う状態に陥る方も多いと思います!

そして、この「執着」を克服するためには、「正解」だけを求めてしまっては、克服できません!

皆様にも経験があると思うのですが、何かに対して友人や家族から「こうした方がいいよ!」とアドバイスされ、正しいこととはわかっているけど、聞き入れられなかったことはありませんでしたか?

これは、「執着」と言う心の状態は、頭での理解ではなく、心の「納得」がなければ、人は自らその執着を手放そうとしないのです!

そんな時に役に立つのか

「ありのままを受け入れる」

と言うことです!

これはどういうことかと言うと、今自分に起こっている「執着」と言うものが善でも悪でもなく、ただただ「そういうものだ!」と受け入れることです!

人はそもそもなぜ正解で執着が直せないのか?

それは、その執着が悪いものであり、自分が悪いことをしている!と言うことを心のどこかで認められないところにあります!

誰だって自分が間違っていると言われれば良い気持ちにはなりません!

だからこそ私たちは自分の心を「納得」させなければならないのですが、それにはまず自分の状態を受け入れるなければ次に進むことができません!

それは良い事でも、悪い事でも関係ありません!ただ1つの事象として、そういうものなんだと受け入れることができれば、自然とその「執着」と向き合うことができ、その「執着」の裏側にある感情にたどり着くことができます!

執着は消す!では無く、カプセル化!

執着に気付いて、その裏側にある感情も読み取ったとしても中々頭で理解できていても、

「はい!頭の中から消しまーす!」

という風にはできません!

消そうと思えば消そうとする程逆に強調され、頭の中に残ってしまうからです!

そこで効果的な方法が

『カプセル化!』

です!

自分の中にある「執着」を消そうとするのではなく、頭の中でカプセルに入れて置いておくというもので、この方法には2つの利点があります!

一つは、

その自分の「執着」を

客観的に見ることが出来るようになること!

自分の事って自分であまり理解出来ていないのと同じで、頭の中でカプセルにいれるという動作をする事で、その「執着」を外から観れるようになり、「こんな風だったんだぁ」とその「執着」を冷静に受け止めることが出来ます!

二つ目は、

「執着」を消そうと頑張らないでいい為、

頑張るずに実行できる!

という点で、この「頑張らない」という事が想像以上に大事で、人間は基本的に作業が複雑化したり、直ぐに解決出来ない問題を解決ようとするとモチベーションが下がることがわかっています!

自分は変わりたいと思っているのに、その変わりたい!という気持ちさえ面倒くさいなってしまっては本末転倒です!

紙も鉛筆もいりません!

頭の中で、「執着」を片っ端から「カプセル化」していきましょう!

自己肯定感が「執着」を無くす!

「執着」を上手く排除する方法に『自己肯定感を上げる』という方法があります!

そもそも「執着」とは、自分自身に足りないものやこうでなければならないという感情から発生するもので、そもそも、今の自分に魅力や価値を感じ、満たされている状態であれば、「執着」は発生しないのです!

そして、この「自己肯定感」を上げる方法の一つが

『自分なりに頑張ったことを認める』

という方法で、仕事でも、遊びでも、日常においても、自分なりに考えてその行動をこなしますが、その「自分なり」に頑張った事をを自分自身で認めてあげましょう!というもので、私達の自己肯定感の上がる要因というのは、やった事に対して成果が出たり、認めて貰った時に、自分自身に価値を感じ自己肯定感が上がります!

しかし、自分なりに頑張ったことというのは、本来周りから評価されにくい部分であるものの、自分自身の考え方が大きく出る部分なので、その部分が認められるとより大きい効果が得られます!

自己肯定感を上げて、「執着」を消す為にも、日頃「自分なりに頑張ったこと」に目を向けて、それを認めてあげましょう!

最後に!

いかがだったでしょうか?

生きている中で、欲望が絡む部分にはあらゆる「執着」が付き纏います!

私の場合は、お金より、周りの人との付き合いに「執着」が強く、いつも周りに合わせてばかりで、中々自分が思う発言が出来ていなかったり、自分がしたい事を押し殺したりしていました!

でもこの本を読んでから、それは、周りの人との繋がりに対しての「執着」があるせいであり、その「執着」から離れる事で、自分本来の表現を、ありのままに出し、それこそが本当の幸せなんだと気づく事が出来ました!

この本は凄く勉強になる本なのですが、その中でも、「こうしなければならない!」『こうでなければならない!』という「執着」の固定概念に囚われている方には特にオススメする本で、その固定概念の呪縛から解き放ってくれることは間違いありません!

また興味がある方は是非読んでみて下さい!

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