【照蔵読書】ミスしない大百科

スキルアップ
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今回紹介するのはコレ!

飯野謙次さんと宇都出雅巳さん合作著書の

『ミスしない大百科』

です!

皆さんは普段から失敗はしていますか?

人間である以上少なからずあらゆる失敗をしていると思います!

著者の1人の飯野さんも全く同じで、東大を卒業している方ですが、どうしてもミスをしていて普段からそれに悩んでいたそうです!

ただこの飯野さんが面白いと思うのは、このミスしたことを、ただのミスと捉えず、「どうしてこのミスは起きたのだろう?」と言うことを追求していき、1つの結論にたどり着いたそうです!

その結論が

「気をつけようではミスはなくならない!」

と言うことでした!

そして具体的に私たちがしている失敗をなくすためには一体何をすれば良いのか?

その具体的な方法がこの本には書かれてます!

では早速ないように入っていきましょう!

ミスがなくならない理由!

そもそも私たちがミスをしてしまうのはなぜだと思いますか?

それは運が悪いと言う事でも、能力が低いと言うわけでもありません!

その根本的な理由は、

「脳には注意の数に限界があるから」

です!

私たちは普段からいろんな作業をしていますが、基本的にいちどにできる作業の数は限られています!それは脳が処理を行うスピードや精度に限界があるからです!

簡単に言えば、その脳の処理のスピードを超える情報量を入れようとすると、ミスを犯してしまうわけです!

そのため、私たちが犯しているミスは、全て「脳」に原因があったのです!

ミスの5つの要因!

私たちが普段からしているミスには大きく分類分けをして5つに分けることができます!

①注意不足!

これはわかりやすいミスで、ものを忘れたり、メールを打ち間違えたり、携帯を見ていて歩いていたら周りの人に当たったり!これらのようなミスが注意不足に当たります!

②伝達不足

これは仕事の場面でよく見られるミスで、頼まれてた仕事とは違う内容の書類を報告したり、また頼まれていた期日を勘違いし締め切りまでに提出できない!といった内容で、主にコミュニケーションによって生じたミスがこの伝達不足のミスに当たります!

③計画不良

これは、これだけの量ができると思っていてできなかったり、このようにやっていこうと思っていてもそれがうまく遂行できなかったり、主に必要な能力を見積もることができずにミスを犯すことがこの計画不良に当たります!

④学習不足

これは単純明快で、単純に知らなかったからミスをした!と言う内容の要因です!

⑤自然

これは自分や周りが悪いわけでもなく、思いがけないトラブルや自分の力ではどうしようもできないことによって犯すミスのことです!

例えば、電車の事故で通勤時間に遅れたりすることがこれにあたります!

5つの要因を紹介しましたが、ここで1番大事なのは、①~④のミスは原因を考えればしっかり対策ができると言うことです!

そして私たちがミスをなくすためには、そのミスの要因に対して「ミスをなくすための仕組みを作る!」と言うことが唯一の方法となるのです!

なくす!なくなる!は改善できる!

皆さんはそうではないかもしれませんが、私は普段からものをなくしたり、どこにものを置いたかわからなくなってしまい、そのものを探すために無駄な時間を過ごすことが多々あります!

ものがなくなると言うミスに対しては、

「置き場所を決めておく!」

と言う方法です!

え?それだけ?と思う方もいるかもしれませんが、これが思った以上に効果が高く、私たちがものをなくすメカニズムは意外に単純で、その間を使いたいときにそのもののありかがわからないことが原因です!

そのためものをなくさないためには、その欲しいものがいつもどこにあるかが明確になっていれば、人はものをなくさずに済むのです!

だから普段から私のようにものをよくなくす方は、すべての物の置き場所を決めて、自分が使いたいときにすぐ使えるように仕組み化していきましょう!

集中力がなくなったときの対処法!

人は疲れてきて集中力がなくなってくると、注意力が散漫になり、どうしてもミスが増えてきます!

そんな時に使える人間の裏技的な方法に

「フロー」

と言う状態があります!

この状態がどういう状態かと言うと、世間ではゾーンと言われたりする状態で、チクセントミハイさんが発見した人間の状態のことで、「何か1つのことに没頭している状態!」ことを言い、皆さんにも経験したことがあると思うのですが、時間忘れてゲームをしたり、好きな人と遊んでいたら気がつけば夜になっていたり!その状態に陥っている時、私たちは時間も疲れを忘れ、その作業に没頭することができます!

そしてこのフローと言う状態に入るにはいくつかのコツがあります!

①明確な目標を持つ!

これは締め切りのようなタイムリミットがしっかりあるような状態がわかりやすい例です!

②進捗状況がすぐにわかる!

これは行っている作業の進捗状況がどんな時でも確認できるような状態にあり、今の作業がどれだけうまくいっているかを自分で確認できるだけではなく、またその作業を分割化することで達成感を得られやすいため、1そのような状態になるとフロー状態に入りやすくなります!

③挑戦と能力の釣り合い!

これは自分の能力とこなすべき作業の難易度が釣り合っている状態のことをいい、人は簡単すぎてもやる気が出ませんし!難しすぎたらもっとやる気が出ません!

だからこそ私たちは普段から行う作業の難易度をコントロールし、自分の能力に釣り合うないので仕事をすることが重要なのです!

④仕事の意義や意味を理解する!

皆さんは仕事の中でも、こんな仕事意味ないよな!て思うことあると思います!

しかし、この意味がない!と考えてしまう思考状態では、人はフロー状態に入る事はできません!

逆にすべての作業に意義を見出して、その作業の意味が理解できれば、人がモチベーションが上がりフロー状態に入りやすくなるんです!

⑤注意を奪うものを遠ざける!

人は集中しているときに、周りに外的要因があるとその集中力が切れてしまうことが多々あります!

もし、フロー状態に入ったとしても、その状態を阻害するものが近くにあってはいけません!

例えば読みかけの漫画が近くに置いてあったり、サイレントモードにしていないスマホが近くにあったりしてしまうと、人はどれだけ集中していてもその視界に入ったり、通知音で集中力が途切れてしまい、せっかく入ったフロー状態がなくなってしまいます!

⑥活動や経験を楽しむ!

これはどんな作業であっても、作業と考えず経験と考えることで、楽しみを見出しフロー状態に入りやすくすると言うものです!

人は義務的にしていることでは楽しみを見出せませんが、自分の力になる経験と考えると、その作業自体に楽しみを覚えることができます!

これらのフローに入りやすくするテクニックを使って、自分が行うべき作業やしないといけない仕事をそのフロー状態で行うことによって、疲れずそして楽しくその活動をしていきましょう!

優先順位をつける!

これは膨大な量の仕事や作業をこなすときに有効な方法で、人はどこから手をつけたらわからないような膨大な量の仕事や作業があると、その膨大な量に頭の処理スピードが追いつかず、最終的にミスをしてしまいます!

それを対処するための方法が

「優先順位をつける!」

と言う方法です!

これはやり方は簡単で、自分がやるべき作業を片っ端から紙に書いていき、まずは行うべき作業の見える化をします!

そしてそれを1つずつやっていくと言う方法でも良いのですが、可能であれば、他の人に振る事はできる仕事がないか、自分でしかできない仕事はないか、と言う分類分けを行いうまく仕事の分担を行うことで脳への負担を軽くすることができると、必然的にミスは減っていきその作業も効率よくこなすことができます!

仕事が多すぎてやってられない!そんなときにはいちどこの方法を試してみてください!

最後に!

いかがだったでしょうか!

私たちがミスを犯すのは、決して能力のせいではありません!

その作業に向ける中位の数をコントロールできれば私のミスは必然的に少なくなり、また集中の極みである「フロー」状態に入ることができればもう無敵で、疲れを感じることさえもなく、またミスをすることもなくその作業を行うことができるのです!

もしミスしたとしても落ち込まず、そのミスがどのような要因で起きたかを分析しそれに対処することですべてのミスは必ず撲滅できます!

それらのミスをなくし楽しく仕事や作業するためにも邁進していきましょう!


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