【照蔵読書】ズボラPDCA 〜ズボラで夢を叶える〜

スキルアップ
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今回紹介するのはコレ!

北原孝彦さん著書の

『ズボラPDCA』

です!

ビジネスでも勉強でも、効率良くこなす為のPDCAですが、中々そのPDCAのサイクルを上手く回すのがむずかしいですよね!

この本はそのPDCAのサイクルが何故上手く回せないかの分析を行い、そして、そのPDCAを誰でも上手く回す為の考え方やめんたを教えてくれるものになっています!

今回も重要だと思った部分をさっくりと要約していきます!

では早速入っていきましょう!

一番大事なのは『P』!

まず、PDCAのサイクルが上手くいかない理由というのはいたってシンプルです!

それは

『面倒くさい』

からです!

そして、その面倒くさくなる原因とは、

『計画が適切じゃない』

ことです!

PDCAのサイクルを利用しようと計画を考える時に人は実行が難しい『理想』を計画に導入しがちです!

確かに、ビジネスでも勉強でもPDCAを行う理由は『成長したり』『目標を達成』することの為、それに向けた計画にすると難しくなると思います!でもこの本では、

『それじゃダメだ!』

と書かれています!

それは、あくまでPDCAとは最終的な目標として

『勝つ』

ことに意味があるからです!

どれどけ立派な計画をたてたとしても、結局実践できなければ、そのPDCAは意味をなさないのです!

だからこそ、一番最初のサイクルである

『P(計画)』

が最重要なのです!

また、個人で実施するPDCAもそうなのですが、組織やチームで実践する場合はもっとシビアです!

何故なら、そのチームの中で不満やクレームが出てしまうと、絶対にそのPDCAは履行出来なくなるからです!

だから、PDCAの計画段階では細心の注意を払って、全員の負担になりにくく、さらに納得できる内容にしましょう!

『D』は小さく始めて、省く!

計画を緻密に作成出来たら、次は『D:実践』です!

この『D』で特に大事なことは、実際にやることを細分化して

『小さくはじめる』

ということです!

上記でも書いた通り、PDCAで何より脅威となってしまうのは『面倒くさく』なってしまうことです!

確かに通常の業務や勉強の合間を縫って行う事なので、それが手間となってしまうと、実施出来ないのは必然です!

だからこそ、この本ではいざ実践する時には、面倒くさくならない程度に、それこそ誰でも出来るように『小さく始める』事が大事だと書かれています!

例えば、職場環境を良くしようというPDCAの場合、いきなり、『毎日1回30分は事務所を掃除しよう』なんて実践計画をたててしまうと、ただでさえ忙しいのに余計に業務を圧迫してしまい、結局実践出来なくなってしまうのです!なので、ここでの正解は大きい実践計画でなく、『席を立つ際には卓上のゴミを捨てましょう』という小さくて負担がかからないものを選択しましょう!

また、この『実践』で上手くいく為には、実践する中で

『いらない物を省く』

ということです!

どれだけ、実践段階で小さく始めても普段と比べて労力と時間がかかることは必然です!

その為、そのかわりにいらない、もしくは重要性が低い物は思い切って省いてしまい、時間を圧迫させないようにし、よりPDCAのサイクルを回しやすくしましょう!

『C』は言語化する!

計画でたてた通りに実践が出来たら、次は

『C:チェック』

です!

ここでは文字通り、実践している事が自分達が向かっている方向に正しく進んでいるのかを確認するのですが、そのチェックにもやり方があります!それは、

『言語化する』

という事です!

例えば、

『いっぱい業務もこなせたし、今回のDは成功だったよね!』のように抽象的な物でなく、

『今回のDは、期間が◯◯日から初めて合計◯◯日あって、その中で普段の平均業務量が◯◯なのに対して、1.25倍の◯◯になりました!しかし、途中で課内での人員増加があったので、その事も踏まえて調べましょう!』というように、しっかり数字を出せる所はしっかり出し、『何が』『どれだけ』という思考を常に頭に入れておかなければいけません!

何故このように『言語化』するのかと言うと、漠然と良くなっている!悪くなっている!という検討では何もチェックなど出来ておらずわチェックが出来ていないということは、結局

『実践したDの再現性』

を示すことが出来ていないこととなり、その『D』が間違っている方向に進んでいるかも分からないし、間違えていると気付いていても何が原因かを追求する事が出来ないのです!

『チェック』をする時にはしっかり、具体的な数字や内容を調査するようにしましょう!

『A』は一石六鳥!

PDCAのサイクルの最後に来るのが『A』な分けですが、これは『A:改善』の事を指します!

そして、ここでは一石六鳥という数字を出していますが、この『六』という数字にはそこまで意味はありません!これは簡単に言えば、一つの改善策で一つの利益を考えるのではなく、

『一つの策で多くの色んな利益を出せるように考えましょう』

という内訳です!

『改善』を考える時にはどうしても問題となる事だけにフォーカスされやすく、一つの事だけに集中しがちですが、そうではなく、広い視野を持って改善策を出せるように話し合いましょう!

最後に!

いかがだったでしょうか?

私も昔にPDCA系の本を買って実践してみたものの、結局続かず妥協してしまいましたが、その時のマインドは『より大きく変化』させるという内容だったので上手くいかなかったことがわかりました!

この本に書いてあるように

『小さく、誰にでも出来る計画』

を初めにたてておけば、もう『面倒くさい』と思う事もなく、通常の業務や勉強をこなしながら目標達成に向けて進むことが出来る再現性がある内容であれば、誰でもPDCAのサイクルを回せると感じました!

何か業務内や勉強、趣味であっても、この目標達成の為のマインドは絶対に必要なので、これから何かを成し遂げたいという方や何かし始めたいなと思う方には特におすすめの本だと思います!

また興味がある方は是非読んでみて下さい!


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