【照蔵読書】ストレス0の雑談

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今回紹介するのはコレ!

井上智介さん著書の

『ストレス0の雑談』

です!

いきなりですが皆さんは何もストレスを感じることなく、決断をすることはできますか?

普段の生活の中なら、ふと席が隣になった近所の人であったり、多少面識のある親戚であったり、また仕事だと営業の合間の休憩時間であったり、私たちの普段の生活の中にはどうしても黙っていると少し気まずいと言う場面が多数存在します!

そんな日常生活の中の苦痛を取り去ってくれるのが、今回紹介する本で、この本の中では、雑談へのストレスをなくすコツが、目的、自己開示、話題、聞き方、話し方の5つの内容で構成されており、全てを理解した時、雑談に対するストレスが完全にゼロになります!

今回は、この本を読んでいて特に面白いと思った、「目的」と「話題」について簡単に予約していこうと思います!

では早速ないように入っていきましょう!

雑談の目的!

ます私たちの雑談をする目的なんですが、皆さんはどのように考えられてますか?

コミニケーションの円滑化であったり、気まずい時間の緩和であったりいろいろあると思うんですが、この本で書かれているオススメの雑談の目的意識とは

「おもてなし」

となっています!

これはどういうことかというと、皆さんは人に優しくしたり、人のために何かした時、何か心の中でほっこりした事はありませんか?

これはただ良いことをしたな!と感じただけではなく、実は体の中では気持ちを安定させたり、リラックスさせてくれる

「オキシトシン」

と言う物質が出されており、そしてここで面白いのは、このおもてなしをした顔にこのオキシトシンが分泌されるのはもちろんですが、おもてなしを受けた方にもこのオキシトシンが分泌されると言うことです!

これがどういうことかと言うと、人に対しておもてなしをすることで、自分自身だけではなく相手も安心でき、その心の安心からお互いの関係が良好になるのです!

そして、この本に書かれていて逆に危ない者さんへの考え方と言うのは、

「この人と仲良くなりたい!」

と言う気持ちで接する事と書かれています!

それの何が悪いんだ!と思いがちですが、もちろんその気持ちが悪いとは言いませんが、この世の全ての人が不快親密関係になることを望んでいることではない!と言うことをまず頭に入れておきましょう!

ふと営業であった初対面の人に対して、あなたがもし仲良くなりたい!と思っていたとしても相手も同じように思っているかはまた別の話です!そして、この自分もしくは相手の本心にないところを目標としてしまうと、こと自体がストレスになり、結果的に良い人間関係を作れなくなってしまうのです!

では、この「おもてなし」を意識した雑談の方法なんですが、話し方も大事かもしれませんが、それよりも大事なことがあります!それは、

「最初の挨拶!」

です!

これはスタンフォード大学のアンバディ教授が調べた実験で、ある教師が生徒に数秒から数分間のコミニケーションを取った後に、そのコミニケーションを取った生徒から先生の印象について点数化したところ、レーションを取る時間が長ければ長いほど印象が良くなる!と思われていましたが、実験結果はそんなことなく、2秒でも5分でもその印象は変わらないことがわかりました!

これが何を意味しているかと言うと、人とコミュニケーションを取る時、

「最初の2秒でその人の印象は決まってしまう!」

と言うことです!

そして最初の2秒でできる事と言うのは、ちょっとした「挨拶」だと言うことです!

だからこの「挨拶」さえうまくできれば、そのコミニケーションを取る相手と良好な関係を気づくことができ、ふとした雑談でも苦痛を感じることなく話せることができるのです!

好印象を作る意識!

上記で最初の2秒で行う「挨拶!」が大事だと説明しましたが、ではどのように挨拶すればいいのか?

この本の中では2つのことが1番大事だと書かれており、それは

「表情」

「声」

が大事だと書かれています!

アメリカの心理学者が導き出した「メラビアンの公式」では、人とコミュニケーションをとる時、表情と声が相手に影響を与える割合は90%以上だと言うことをたたき出しています!

では具体的にどうすれば良いのか?

まず「表情」ですが、まず基本的に「笑顔」が基本になります!

皆さんは、誰かと挨拶するときは笑顔で挨拶できていますか?

挨拶するときは愛想よく笑顔で挨拶しています!と言う方ももちろんおられるかもしれませんが、今度職場の中でも見てみてください、思った以上に真顔であったり暗い顔でオフィスに入っている人が多いはずです!

この笑顔で挨拶すると言うのは意外に難しく意識しなければ難しいことなのです!

だからこそ普段から人とコミニケーションを取るときは、

「目尻を下げる」

「口角を上げる」

の2つを意識し、笑顔で相手に挨拶することを心がけましょう!

次に「声」ですが、人と挨拶するときは、声の大きさも大事ですが、それよりも意識する事は「声の高さ」です!

基本的に人に良い印象を与えようと思うと、「声が高い」方が相手に明るい印象を与えることができます!

逆に低い声は、「真面目そう」「落ち着いていそう」と言う印象を与えることもできますが、まずそもそも低い声は聞き取りにくいと言う弱点があります!

そして、普段から顔を合わせてそれが地声なのだと理解してもらっていれば特に問題ないのですが、初めて会う方と話すときに声が低いと相手に、

「この人機嫌が悪いのかな?」

と言う印象を与えがちになってしまい、相手も身構えてしまうためうまくコミニケーションを取ることが難しくなっていきます!

でも、どうしても高い声を出せないと言う人もいるかと思います!

そんな人は少し早い挨拶をしてみましょう!

そうすることで会話が軽やかな感じになるので重苦しい感じを与えずに済むようになります!

人と話をするときは、最初の2秒を大事にし、「表情」と「声」を意識してコミニケーションをとりましょう!

雑談の話題!

最初の2秒が大事な事は分かりましたが、皆さんが一番雑談の中で苦痛に感じるのは、

「話題」

だと思います!

スポーツの事、社会情勢の事、芸能情報、天気などいろいろ話をするネタはあるとは頭の中ではわかっていますが、それを雑談として話すとき、盛り上がるかは別の話ですし、どれをチョイスするかであったり、どんな話をすれば良いか?など雑談の話題を考えるときは難しいことも多くそのことがストレスになっていることも多くあります!

この本ではそんな話題作りで、どんな人にも受けて、コミュニケーションを円滑にできる話題と言うものがあり、それは

「相手が所有、所属しているもの」

を話題にして質問をする!と言うものです!

まずそもそも雑談と言うと、何かを話さなければいけない!と思っている方が多いかもしれませんが、雑談の本質は「聞く」と言うところにあります!

基本的に人は自分のことを話したい!と言う欲求が心の底にあります!だから人と雑談をしてコミュニケーションを取る時でも、頑張って話題を作って必死に喋るより、相手が話したいことを引き出し、相手に話してもらったほうが相手も気持ちよくなり円滑なコミュニケーションが取れるようになるのです!

そして、相手に話を聞く上で特にオススメされているのが、

「名前」

「会社、学校」

「今いる場所」

です!

まず「名前」ですが、これは相手の名前で感じたことを素直に聞けばいいのです!

例えば、あまり見たことがない名前であれば、

「珍しい名前だと思ったのですが、よく言われませんか?」

といった内容です!

相手の名前をいろいろ詮索するのは失礼だと思う方もおられるかもしれませんが、逆に皆さんは自分の名前についてふと疑問に思ったことを聞かれたら、不快に感じますか?

改めてそう言われると、別にそんな不快に思う事はないし、自分の名前に興味を持ってくれていると言う事は嬉しいことだと感じると思います!

だから、相手に不快な思いをさせるかもしれない!など特に考えず、素直に思った疑問を相手にぶつけてみましょう!

次に「会社、学校」ですが、この話題は、特に話を広げやすい内容で、人は自分が所属している会社や学校の事は多く理解していますし、その中にあるストーリーの引き出しもたくさん持っています!

だからこそ、挨拶がうまくいった次は、相手の学校や会社について、疑問を投げかけて、相手が話をしやすい環境を作りましょう!

そうすれば、相手主導で話を広げることもできると共に、相手からいろんな情報も引き出せるのでその後の雑談の広がり方にも幅が聞いてきます!

そして最後に「今いる場所」についてですが、

これは今いる場所の説明をすると言うわけではなく、相手がどのようにこの場所まで来たか?であったり、来る途中で新しい店があって帰りに寄ろうと思っている!など今いる場所までのアクセスやストーリーを話すと言うことです!

誰か人と会う時、全く家の中から動かずに会うと言う事はほとんどないと思います!

何かしら移動をしてあっているはずなので、必ずその中には何かしらのストーリーがあります!

過去にさかのぼっていろんな話題を作ろうと特にがんばらなくても、その人と会うまでの道中にその話題は転がっているのです!

それに、時間は遡れば遡るほど記憶も曖昧になってきますが、ついさっきの記憶であれば鮮明に思い出すこともできるので、話をする時にも具体的に話することができ、これはどうだっけな?といったようなストレスも感じることなくコミニケーションをとることができます!

最後に!

いかがだったでしょうか?

私は基本的に面識がある人であれば、どれだけ長い時間一緒にいたとしてもそれとなく会話ができるのですが、そこまで面識がなかったり、まだ友好関係ができていなかったりするとうまく話すことができず、それがいつもストレスになっていました!

しかし、この本を読んで、人とコミュニケーションをとる上で、そんな策略的な事は考える必要はなく、数少ないポイントさえ押さえておけば、そのコミニケーションにストレスを感じる事はなく、また相手と良好な関係を築けるものだと学ばせてくれました!

今回は、5つの要点のうちの2つ竹を要約しましたが、他の内容も非常に面白い内容であったので、興味がある方はぜひいちど読んでみてください!


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