【照蔵読書】もしあと1年で人生が終わるとしたら?

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今回紹介するのはコレ!

小澤竹俊さん著書の

『もしあと1年で人生が終わるとしたら?』

です!

皆さんは、私たち人間が全員に権力や財力に関係なく平等にあるものは何かわかりますか?

それは「時間!」です!

また、「死!」と言うのも、また私たちに平等に訪れるものです!

でも私たちは、そんな当たり前に全員に来る「死」に対してどこか他人事で、 もしかしたら、今日にでも明日にでも来るかもしれないその脅威にどこか気付かないようにしています!

この本の著者の小澤さんはお医者さんで、 3500人以上の方を看取ってきた方で、 そんなたくさんの なくなっていく方を見ていく中で、その人たちにいろんな後悔があることに気が付きました!

この本は、そんな私たちがいつ来るかもしれないその「死」そのものを考え、 どのような考え方で生きていれば後悔なく生きられるかが学べる本になっています!

では今回も、特に重要だと思った部分をピックアップして要約して行きます!

『やりたいこと』の見つけ方!

死を直前にして、 まず大抵の方が後悔するのが、

「やり残したこと!」

です!

死を直前にしていなくても、皆さんの中にも

「もっと○○していれば良かった!」や

「あの時○○していれば・・・!」

と言う気持ちがあると思います!

でも、私もそのタイプなのですが、普段生きている中で欲求が少なめの方って、そんな自分が本当にやりたいことって意外に見つからないこともありますよね?

そんな方でも自分の本当のやりたいことの見つけ方がこの本には書かれていて、その方法とは、

『人生がもしあと1年で終わるとしたら?と考える』

と言う方法です!

まさにこの本のタイトルそのままですが、この方法がシンプルでかつ一番効果的なんです!

皆さんはあと1年で自分が死ぬかもしれないと思うとどんな気持ちになりますか?

おそらく、 気持ちは焦り自分が本当にやりたいことだけに集中してそれだけをやっておきたい!と思うのが自然だと思います!

この死ぬかもしれない!と言う気持ちは人の価値観や固定概念を消し去り、新たな視点で私たちの人生を見つめさせてくれます!

そして、 その新しい視点が、私たちの潜在意識にある、

「無意識に諦めていたこと!」

「我慢していたこと!」

を 思い出させてくれて、 自分が本当にやりたいこと!自分が本当はやりたかったこと!を私たちに気づかせてくれます!

ただ、ここで1つ注意が必要なのは、もしいろいろ考えてみて、自分が本当にやりたいことが見つからない!と言う状態でも大丈夫だと言うことを頭に入れておくことです!

人は何かしらやりたいことややってみたいことがありますが、それを無理矢理出そうとすると、逆に引っ込んでしまう性質を持っています!

だから、自分の本当にやりたいことを見つけようと思って逆にがんばりすぎてしまうと、自分を追い込んでしまう状態にもなりかねません!

だからそんな時は、あせらず、 自然とやりたいことが出てくるまでゆっくり考えましょう!

自然に目を向ける!

皆さんは普段から世界に溢れる自然に目を向けていますか?

毎日行く仕事や学校や習い事!そんなことに忙殺され、あまり周りに生える草花や木々を見る余裕も意外にないようにも思います!

この本にはこんなエピソードが書かれています!

あるところに毎日朝から晩までせっせと働くサラリーマンのおじさんがいました!毎日朝から電車に揺られ、朝から仕事へ行き、家に帰ったときには家族がみんな寝ているときに帰ってくる!

そんな毎日を過ごす人でした!しかし、その おじさんに人生の転機が現れます!

何か体調が悪く、病院で診てもらったところ、自分の体の中に末期のガンが見つかったのです!

最初はなかなか受け入れられないおじさんでしたが、その変えられない事実をゆっくり飲み込みながら、毎日を過ごしていました!

そんな徐々に自分に近づいてくる『死』を 意識し始めた時、ふと電車に乗っていたときに アスファルトの隙間から入る花に目が行きました!

その時このおじさんは思ったそうです!

「なんてきれいな花なんだ!」

今まで何回も通勤で乗ってきた電車なのに、こんなきれいで尊いもの気付けなかったなんて!と体に衝撃が走ったそうです!

このおじさんは思ったそうです! 私は仕事が好きで大事だった!

でもこの花を見たとき、本当に美しいもの!本当に自分がみたかったもの! 自分がこの大きな世界で自然に囲まれ生かされていると言うこと! そしてそれがすごく尊いと言うこと!

いかがですか?このおじさんは、その後なくなる前にコメントを残しているのですが、もし自分がこの時『死』を 意識することがなければ、本当に美しいものや、自分が本当に大事にすべきものに 一生気づく事はなかったでしょう!と言っていたそうです!

そんな人生の中で本当の美しさや尊さを教えてくれる『自然』!

出勤や通学時に当たり前に生えている草、花、木、川!1度立ち止まって、ゆっくり見てみてください!

そこには、私たちが本当に大事だと思うこと、本当に美しいと感じるものが溢れており、私達の人生をより豊かにしてくれるのは間違いありません!

人生で何を大切したいかを考える!

まず私たちの人生には悩むことが多すぎます!

特に今のこのコロナ時代、生き方や働き方が根本的にいろいろ変わっていく中私たちは日々人生の中を迷い続けています!

しかし、そのようなたくさんの変化が起こってくると私たちは、本当に大事なものが何か分からなくなったり、本当にやりたいことが何であったか頭の隅からさえも消えていってしまいます!

そして、その本当に良いと言うことや、本当に大事なものを見つけ出す考え方が、

「もし人生があと1年で終わるとしたら?」

と言う考え方です!

えっ?またこの言葉?

と思う方もいるかもしれませんが、さらにこの考え方を持つときには1つ注意点があります!

それは後人生が1年で終わるとしたら?と考えているときに、

「どう生きたいか?」

「何をしたいのか?」

と言うことを具体的に考えないようにすることです!

このあと人生が1年で終わるとしたら?と言う考えを持つ時に、んこの選択肢が多い私たちの人生の中で何がしたいか?と考えてしまうとまた結局何が大事なのか分からなくなってしまうのです!

だからこのあと人生が1年で終わるとしたら?という考えを持つときに大事にしないといけない事は、

「どんな時に幸せだったのか?」

「どんな時に心が安らいだのか?」

「どんな時に楽しかったのかな?」

と未来を考えるのではなく、自分が今まで歩んできた道を振り返り、何が自分にとって1番幸せであったかを考えることが何より大事なのです!

この人生は何度も言いますが選択肢が多すぎて迷うことがたくさんあります!

しかし私たちが本当に幸せを感じたり、本当に求めている事はそんなに多いわけではなく、さらに私たちが生きている今までの人生の中でたくさん経験しているものなのです!

だからこそ押し後人生が1年で終わるとしたら?と考えるとき自分の今まで歩んできた人生を振り返れば、その中で感じた幸せの大きさを指標にでき、自分が本当にやりたいこと!自分がほんとに大事にしていることを見つけることができるのです!

最後に!

いかがだったでしょうか?

私はまだ自分の死についてあまり考えたことがなかったのですが、それは、死と言うものがネガティブなものであり、考えれば考えるほど人生を暗くしてしまうからと思っていたからです!

でも、この本を読んでからその考え方が変わり、逆に自分の死をリアルに考えることで、自分の本当の大事なものを導き出すことができ、ただ漠然と生きている人生の中に活力を与えてくれるものだと知りました!

皆さんはこの多忙な人生の中、本当に自分のやりたいことや自分が本当に大切にしているものははっきりしていますか?

もし、忙しさのあまりまた選択肢が多いあまりその自分の大事なものがぼやけている方もいるのではないでしょうか?

そんな方はいちどこの本を手に取って読んでみてください!

忘れかけていた自分の本当に大事にしていたものが、また自分のもとに帰ってくる事は間違いありません!

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