【照蔵読書】いらない保険

照蔵読書
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今回紹介するのはコレ!

『いらない保険』!!

この時点でかなりインパクトがあります!

この本は実際に保険会社の商品を扱う仕事をしている中保険自体に疑問を持ち、現在は保険の相談室をされている後田享さんが書いた力作で本当に必要な保険とは何かをズバリ書いてくれています!

これはまだ保険をしていない人も、これから始めようとしている人も、ましてやもう既に保険に入ってしまっているという人にでもおすすめできる作品です!

では早速入っていきましょう!

まず保険って何?

そもそも保険とは何でしょう?

ズバリ保険とはめったに起きない事を、もし起きた時の為に皆んなでリスクを分散すると言うことです!

誰だって自分の身に何かあった時に家族や大切な人の為に何か出来ることはないか?苦労はして欲しくないと思っています!そのリスクを保険に入っている皆んなでお金を出し合い補填しようというものです!

なんで保険は必要ないの?

この本の正に要になる部分ですが、はっきり言ってしまうと日本の健康保険制度が充実し過ぎているからです!

皆さん健康保険というと病院に行ったら3割負担で診療できるということが直ぐに思い浮かぶと思います!

でも、がん治療で手術とかすることになったらどれだけ負担して貰えても、何百万のお金が必要なんじゃないの?と思われるかもしれませんが、そもそも近年医学の進歩により胸腔内鏡や腹腔内鏡の手術によってがんを取り除けるようになりコストも大分下がっています!さらに、もし開腹手術か必要で高額の費用が必要でもこの健康保険には『高額医療制度』というものがあり所得によって5段階の負担額の違いがありますが、簡単に言えば「所得別の計算によって医療費がある一定額を超えると越えた分の費用は国が負担する」といったものです!

年収が500万程度だったなら手術費用が何百万になろうとも、月の支払いが10万を超えることは無いのです!

お医者さんも脳卒中、心疾患、糖尿病、がんであっても入院してから退院までで総費用が50万以下におさまるのが大半だとおっしゃられているようです!

仮に50万以下で医療費が済むのであれば、50万分の貯蓄をしていれば事足りるのです!毎月保険金を積立て、何十、何百万円というお金を支払う必要はないのです!

保険は投資商品ではない!

貯蓄型の保険って自分の身に何かあった時のために積立て、更に運用するというものですが、確かに保険として支払いをして、さらに運用して最終的に増えているということであれば最高ですよね?

でも騙されないで下さい!

はっきり言って投資商品としては運用利回りが低すぎるので運用パフォーマンスはめちゃ低いです!まぁそれも当たり前なんですよね!ただの投資商品ではなくあくまで保険商品の為、普通の投資よりもコストがかかりすぎるんですよね!

また、これは貯蓄型の保険にも全て適応されるので、貯蓄型や外国通貨貯蓄型も最終的に増えますよ!と甘い言葉を使いますが、もし、イデコやNISAを使って自分で運用すれば、手数料も諸経費もかからないので、保険商品よりも資産を増やせるというわけです!

もし貯蓄型の保険を考えている方は一度考え直しましょう!もしもう入ってしまっている方はまだ貯蓄額が少なければそのまま引き出し、もし多ければそのまま保険貯蓄として貯めておき、運用で元本を超えれば払い戻しましょう!

さいごに!

皆さんどうでしたでしょうか?

皆さんの大事な資産を保険会社の肥やしにしてしまっては皆さんの頑張りが報われません!保険をもし考えられているなら健康保険を一度見直して、それでも足りない分を保険で入るようにしましょう!

このブログでは本書の大事なところしか抜粋していませんが、保険に入らなくて良いとする数字やデータ、また保険の良い部分も詳細に書かれているので、是非読んでみて下さい!


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